ゴールデンウィーク明け。入院されていたAさんがあいすくりーむの家に帰ってきました。入院前に比べると身体機能が大幅に低下していますが、ここからがあいすくりーむの家の頑張りどころ！Aさんのために今できることをやっていきます。ご本人の負担にならない程度に・・でも自分でできるところは少し頑張っていただいて・・焦らずゆっくりサポートを始めていきます。
まずは食事。しばらくは自身で召し上がっていましたが食べてもらえなくなってきました。食べてもらえない原因がわからないため色々なことを試してみます。
★やってみたこと
嗜好品の準備、食べやすい形状を探す（手に持てる物が食べやすそう、おにぎりは✕）、高カロリー用品の準備、食べられない時は点滴の力を借りる、夕方になると疲れが出ている→午前中にカロリーを摂る、食べたいと言われたものはすぐ買いに行く・作る、休息時間の確保、水分チェック、食事時間に縛られないなど・・
そんな中でも一番大事にしたことは、「いらないと言われた時は無理しない、時間を置く」食事の時間をしんどくさせないことです。「食べること＝美味しい、楽しみ」へ繋がるようにしていきます。ここでも焦らずにゆっくりと。
食べたくないAさんと少しでも食べてもらいたい職員。攻防戦は続きます・・「これはどうでしょうか？」「いらない」「もうちょっとだけ食べてみる？」「いらない」「これで終わりましょうか」「ごちそうさまでした」（今日も食べてもらえなかった・・明日はまた点滴かな・・の繰り返しの日々です）
そんなこんなで試行錯誤すること約2ヶ月！自分でお箸を持ち食事ができるようになるまでに回復されました！本当に嬉しい限りです♡職員の日々の頑張りに、Aさんが応えてくれたような気がします(^^)
少しずつ食事ができるようになって、体も元気になってきたようです。「〇〇したい」といった言葉も聞かれるようになりました！
「今日はめっちゃ食べてるー！」「何食べてた？」「コーンスープよく飲んでましたよ」「また買ってこよう」「コーンスープいらないみたいです」「え～！笑」「外食行ってみる？」毎日職員でこんな会話を続けながら、Aさんがごはんを美味しく食べられるよう支援は続きます・・(最近はキャラメルコーンにハマってます★）
早速、外食に行ってみました(^^)「美味しい」とのこと♡
