紙おむつ勉強会

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紙おむつ勉強会

現在あいすくりーむの家では7名の方が紙パンツやリハパン、尿取りパッドなどのおむつ類を使われています。

その中でも夜間だけの人、日中もトイレ誘導するも中々トイレで排泄できない人、段々と体力の衰えでトイレまで間に合わない人など、ADLや排泄パターンに合わせて、それぞれに合った排泄ケアを考えおむつ類を使用しています。

それでも、尿漏れで衣服や寝具が汚れたり、不快感で外してしまう人など、その人にピッタリなおむつ選びができず、あとテープ止めやパッドがうまく装着できておらず尿漏れに繋がるケースが度々有りました。

そこで!おむつのエキスパートとなるべく、紙おむつ『リフレ』の業者さんを講師として来ていただき、『紙おむつ勉強会』として紙おむつの選び方・当て方のコツなどを詳しく教えて頂きました!

でも。その前に…

ただ教えてもらうだけでなく「利用者さんの立場になって実際の装着感、不快感などを実感してみよう!」という事で、スタッフ全員で紙おむつを履いて体験してみました!

実際に付けた後のレポートでは「ゴワゴワして違和感や不快感があった」「ソワソワして不安や心配になった」などの感想が多くあり、「すごく背徳感があった」「履き続けていると慣れてしまうかも?」などの感想もありました。

それを踏まえての紙おむつ勉強会だったので、説明や実演もよりリアルに実感できたと思います。

 

勉強会では様々なタイプの紙おむつやパッドを目で見て触って比べながら、実際に職員に利用者さん役になってもらい装着のコツや手順なども教わりました。

色付きの水をパッドに浸み込ませて吸水していく様子を観察する事もでき、あまりの吸水量と重さにみんなで驚いていました!あと新商品の吸水スピードの早さとその後のサラサラ感にも感心させられました。

そして、おむつ選びの一番コツはやはり、利用者さんの排泄パターンや量、サイズを見極めて一番その人に合った物を沢山ある商品から選定する事が大事だと教えて頂きました。

今までは「紙パンツは大きいサイズだったら誰でも履けるだろう」「パッドも吸水量が多ければ心配ないだろう」と安易な考え方だったスタッフも多く、その後のレポートでは「その人、その人に合ったおむつ選びをしてこなかった」と反省する感想もありました。

まさに『大は小を兼ねない』という事を教えていただきました。

これからは声を大にして「安心してください!おむつ履いたことありますよ!」とあいすの利用者さんの気持ちに寄り添った排泄ケアとおむつ選びができる事でしょう♪

とても為になる紙おむつ勉強会になりました。ありがとうございました!