新型コロナウィルスの感染防止対策として、現在法人の通所事業所の利用者様には自粛のご協力をお願いしています。
自粛期間中、就労系通所事業所の利用者さんには在宅で出来る作業活動や訓練等メニューを提供しています。
今回は、みんなが家で頑張っている活動の一部を紹介したいと思います。
サポートセンター貴和では・・
家にずっと居たら、やっぱり運動不足になってしまいますよね。
そういう時は、とりあえずラジオ体操!(CD付きです)
*ラジオ体操は、実はとても奥が深いのです。でも、それはまたの機会に・・
次に・・
せっかくのこのような機会に、字の練習!最近は、普段あまり字を書くことが減ってしまいましたしね。
次に・・
これ、なんだか分かりますか?
貴和の利用者さんは明石市立総合福祉センター新館で清掃の仕事に取り組んでいます。でも、清掃場所によって雑巾を使い分けるので、種類がいっぱい。
雑巾の色でその違いが分かるようにしているものの、やっぱり覚えるのは難しいですよね。
そこで、家で一人でも面白みをもって復習できるように、パズルの色合わせのように取り組んでもらっています。
みんな、ちゃんと合っているかな?楽しみなような、ちょっと不安なような・・笑
サポートセンター曙では・・
家で学べる「のぞみ用テキスト」「こねくと用テキスト」
テキストの中身はというと
・感染症予防対策基礎知識
・朝礼、終礼の練習
・クッキーやケーキの配達先
・クッキーのミキサー手順
・社会的なマナーやコミュニケーションの基本
・健康への自己管理の基礎知識
この他にも、様々な学びがぎっしり詰まっています。
毎日、利用者さんに電話をして様子を伺っていますが、私のまず一言目は「元気ですか?」。
まるで、アントニオ〇木のようです。
けど、この時期に「元気です!」と返ってくると、ホッとします。
「元気ですか?」「元気です!」。前は何も思わなかった些細な会話でも、今はとてもいい言葉に思えます。
その後は、作業のことや生活でのこと、家で頑張っていることなどいろいろな話をしていますが、新型コロナの影響でちょっと心が窮屈になりそうな社会の中、利用者さんの声を聞くと不思議と癒されます。
自粛している今だからこそ、「普段は利用者さんから元気をもらっていたんだな」と改めて感じさせられます。
私たちが提供している課題以外にも、家事の手伝いや運動など、今在宅できることを頑張っていることだと思います。
雑巾の種類が覚えられていたらいいな、字が上手になっていたらいいな、マナーが身についていたらいいな、クッキーの作り方が覚えられていたらいいいな・・・と期待しつつ、この先成長したみんなに会えることを楽しみにしておきたいと思います。