こんにちは。
すたじおぽっちです。
今日は、半年に1回の勉強会のお話。
ご本人・保護者のみなさんと、スタッフと。
今回のテーマは、
「精神科のお薬との付き合い方」について。
訪問看護ステーションmintより看護師のIさんに
起こしいただきました。
はじめにお薬の歴史を勉強…
多剤多使用の傾向が強い日本も、
ここ最近は、
「本当に必要なお薬」を真剣に考える傾向になってきたとのこと。
後半は質問形式で。
まさにお悩み相談会。
「お薬をこのまま飲み続けることに不安あり…」
「知的障害があり本人の症状が正確にわからない…」
「生理前や便秘、食事前後などに情緒の波が出る…」
「勧められて飲み始めたお薬の効き目が感じられない…」
「眠れなかったと主治医に相談すると
”お薬、増やしときましょう”と言われた…」
ご本人・ご家族からの不安に
1つ1つ丁寧にお応えいただきました。
アドバイスから…
★幻聴やしんどさが「0」になることを目指すよりも、
”生活面(食事・睡眠など)がどう改善されたか?”に着目し、
起こっている状態を正しく先生に伝えていく。
「何ができていて」「何がしんどいのか」…
★症状が改善したら減薬についても先生に相談。
減らすことで不安になってしまうこともあるので
減らし方も丁寧に。
★ご本人が上手く伝えられないときは
行動に表れていることを記録し客観的な情報から探る。
★精神症状が何に起因するのか?
月経や食事(栄養・食べ方)・睡眠・排泄…が要因にあることも。
生活面を見直し、お薬以外の部分で改善を図ってみる。
(生活面が要因の場合、精神科のお薬をいくら飲んでも…効きませんよね…。)
副作用もあって効果がはっきりとわかりづらい精神科のお薬。
日々の様子を丁寧に把握すること、
短い診察時間で先生に何を伝えればよいのか、
スタッフも勉強になりました。
保護者のみなさんからも
それぞれの不安や悩みを共有でき「ほっとした◎」
などご感想いただきました。
勉強会、次回は来年。
また一緒に勉強したいと思います。