活動の幅が広がってます!

  • 木の根学園

活動の幅が広がってます!

みなさんこんにちは!木の根学園ひまわり工房です🌻

早速ですが、皆さんは「自立課題」をご存知でしょうか?

自立課題とは・・・

「構造化」という手法を用いて、初めから終わりまで自分一人で取り組むこ
とができるように設定された活動を言います。

自閉症の人は社会性の障害から、「始まり」と「終わり」を自分でコントロールしにくい場合があります。

しかし、物事には必ず始まりがあって終わりがあります。そのため、自立課題にも必ず、明確な「始まり」と「終わり」を作ります。また、「終わり」を学ぶことは、次の活動への移行のタイミングを学ぶきっかけにもなります。

自立課題では、最初から最後まで一人で取り組む力や自信を培い、いろいろなことに取り組む意欲を育てることができます。

ひまわり工房で行っている自立課題の一部をご紹介します!

 

キラキラ石の色分けはご利用者にも大人気!!3色ある石をそれぞれのコップに1個ずつ分けていきます。

つまようじ落としはプットイン課題となっており、貯金箱の穴に入るようにシールの向きを合わせないといけないので、手先の器用さが必要なんです。

続いてご紹介するのはマッチング課題といわれるものです。

このマッチング課題は30個の仕切りの中に貼ってあるシールと同じイラストのカードを重ねるといったもので同一見本合わせ課題」と呼ばれています。「同一見本合わせ課題」含めマッチング課題とは「視覚刺激」と「視覚刺激」をマッチングさせる課題のことをいいます。

「お寿司のネタ」で作ったのはお寿司が大好きなご利用者に興味関心を持ってもらえるように考えました。

実際に自立課題に取り組んでいるご利用者の様子です😃

ひまわり工房には現在10個以上もの自立課題があります!

なので、ご利用者も自分の好きな課題を選んで取り組まれています。最近ではご利用者から(自立課題)を「出して~」と意欲的な言葉も聞かれます。

そんなご利用者から好評をいただいている自立課題ですが、なんと全て職員の手作りで出来ております😲

色々な本やインターネットでの情報を参考に、ひまわり工房のご利用者にマッチする課題を考えて作ってくれています。

自立課題を通してご利用者に「最後までやり切る」達成感や、1つの課題に集中して取り組む力を養うことに繋がればいいなと思っています。

ご覧いただきありがとうございました~m(__)m