出来ていたことが出来なくなるということ

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出来ていたことが出来なくなるということ

 

歩いて身の回りの事を何でもできていた方が、車椅子になり介助が必要になった

発作が多くなり全身機能が低下してベッドで過ごす時間が増えたり、医療処置が増​え​た

高齢になり、活気が少なくなり、動きもゆっくりとなってきた

 

年齢を重ねれば出来なくなっていく事がでてくることが当たり前で、

でもそれが少し早かったり

病気で突然だったり

それを一つずつ一緒に受け止めながら

介助が必要であればお手伝いをして

でもできる事は奪わないように

そんな見極めも大切で

 

 

 

 

ここ最近病気がわかった方がいます。

高齢で認知症もある方。

元気な日もあれば、そうじゃない日もあります。

年々、出来ていたことが出来なくなったことが増えてきました。

それでもできるだけ、ご自身でできる部分はご自身で

その方の生活習慣を大事にしながら寄り添いながら

 

 

 

楽しいことをしよう

それはもちろん​。

やりたい事、希望があれば何でも叶えます。スピード勝負!

 

それだけでは良い時間は過ごせません。

日々の生活を大切に丁寧に。

 

食事

栄養バランスももちろん大事です。

でもそうじゃなく

キッチンから聞こえる食事を準備する音、匂い、目で見ておいしそうと感じたり

「おいしいね」と目をみて笑い合ったり

三食絶対食べないといけないわけでもありません。

食事時間に囚われず、食べられる時に食べたい物を食べたい量だけ

少ししんどい時は、食事に拘らずスイーツでも

食べたいなと感じる物を準備する

そんなことの方が大事なのかもしれません。

「食べることは生きること​」そんな言葉もあります。

​最期の時まで「食べたい」というご本人とご家族の想いを叶えることができるように

介助技術はもちろんですが、毎日の生活の中から取り組めることがたくさんあります。

 

 

居心地の良い空間

毎日掃除がしてあって、

空気の入れ替えがしてある、

オルゴールを流したり、

アロマを炊いたり、

少しでもリラックスできる空間作り。

お部屋にいる時間が長くなってもリビングから誰かが喋ってる声が聞こえたり、

掃除機をかける音が聞こえたり、

当たり前の生活音が聞こえ​てくる。

寝ていても誰かが覗きにきてくれたり、

「よく寝てる」と声をかけてくれたり、

そっと布団を整え​てくれたり

室温の調整をしてくれたり

​居心地の良い空間は雰囲気から感じられるものもあるかもしれません。

 

言葉にしてみると当たり前のことのように感じますが、

その当たり前を当たり前にすることは意識をしていないと続かないものかもしれません。

 

 

「出来ていたことが出来なくなっていく」

みなさんこれからもどんどんと増えていきます。

毎日の生活を整えて、丁寧に行っていくことで

もしかしたら「出来なくなる」が少しゆっくりになったり、

「出来るようになる」こともあるかもしれません。

 

 

なんだか真面目なブログになってしまったので最近の面白かったお話を。

先日会議内で2チームに分かれて話をする場面がありました。

グー、パーで分かれてしようとなり、

「グーパーでわかれましょう」と言うと

「いやいや!」「なにそれ!」「いつのタイミングよ!」とつっこみが・・・

みんなに聞くと「グー、パー」でもいろんなやり方がありました。

一番おもしろかったのは

「グー、パーでどっさんで!」でした(笑)

これからあいすのグー、パーはこれで決まりです♩

 

 

にしても、「どっさんで」って・・・・