皆様、明けましておめでとうございます。
今回は木の根学園で毎年全職員を対象に実施している「虐待防止、身体拘束適正化研修会」の様子をお届けします。
木の根学園には様々な委員会が設置されていますが、その1つが虐待防止、身体拘束適正化委員会です。
この委員会では、虐待防止や身体拘束に関しての制度や、虐待防止に対する意識向上を目的とした取り組みを職員に発信していく役割を担っています。そのため、委員会のメンバーは管理者や役職者だけではなく一般職員の方にも入ってもらい、現場により近い視点で考えることを大切にしています。
研修会の前半パートでは、職員Kさんと職員Uさんから虐待の5類型や、身体拘束の3要件などの基本的な知識を講義してもらいました。
後半パートでは職員Mさんが事例を通して、虐待の5類型の内どれにあたるのか、またどのような対応をすれば良かったのかを出題し、受講された職員の皆さんに考えてもらいました。皆さんの回答から、1つの事例でも様々な見え方があることを知れました。
虐待防止委員会メンバーの皆さん、研修会の内容について、現場職員の方が「分かりやすい」ような工夫をありがとうございました。とてもいい研修会になったと思います。
木の根学園では今年もご利用者がやりがいを感じられる活動や、楽しんでいただけるイベントなどもたくさん行っていきますが、その根本となる「ご利用者の権利擁護」の視点も育み続けていきたいと思います。
今年も1年どうぞよろしくお願いします。