先日、研修会「令和5年度 日中活動支援部会全国大会 近畿地区大阪大会」が開催されました。
今回の研修は、公益財団法人日本知的障害者福祉協会が主催の日中活動支援部会(生活介護事業)の全国研修大会で北は北海道、南は沖縄の施設・事業所から総勢330名を超える人が新大阪に集結しました。
明桜会からは、研修参加+大会実行委員・運営サポートスタッフとして数名で参加。
2日間に渡る、とっても充実した研修内容でした。
障害福祉サービスの中で日中活動支援事業(生活介護事業)の目的は、
まさに障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の理念が
示している「支援を受けられることにより社会参加の機会が確保される」事と
して、重要な福祉サービスになっています。
一方生活の場面では、ご家族の高齢化や障害の重度化など個人やご家族が抱える
複合的課題により「通院の付き添い」や「入浴」など本来家庭や居住支援事業所
で行われてきたことが、日中活動事業所でも必要性が出ています。
24時間365日連続した暮らしを理解したうえで考えていくことが求められているのです。
また、地域社会で展開される様々な経験や体験は、「また、やってみたい」
「次はこうしてみたい」という意思の芽生え(意思形成支援)、自身の気持ちの
表出(意思表出支援)へと繋がっていきます。
今回の研修会では「その人らしい暮らしの実現に向けた社会参加~日中活動支援
と居住支援の実際的連携~」をテーマに、連続した時間の中にある地域社会での
暮らしを本人中心支援を軸に丸ごと捉え・・
「その人の望む暮らしを実現するために、ほんまに必要な支援を考えよーや!」
そんなメッセージを大阪から全国に発信され、多くの事例紹介や考え方のヒントを
たくさんいただくことができました。
今回は近畿地区が開催担当ということで、大会実行委員長として企画運営に携わらせて頂きました。開催にあたり行政関係・講師・登壇者の方々・各地区会・都道府県の役員・実行委員のみなさまのご協力のもと、おかげさまで多くの方にご参加頂き、盛会のうちに終了することができました。心より感謝申し上げます。
そして。
研修会前日には、九州地区の役員の皆さんが明桜会の見学にお越しくださいました!
「大地の家」「木の根学園」「あいすくりーむの家」
と、それぞれ見ていただき管理者から説明を。
明桜会で行っている事業や取り組みの活動報告を行い、情報交換もさせていただきました。
遠路はるばる・・交流いただき、ありがとうございました。
今後も、よいお付き合いができると嬉しいです☺