毎年この時期になると双葉のある二見西小学校で地域の「防災イベント」が開かれています。
これは地域の方々が楽しく防災について学ぼう、と言った試みでいつも双葉の休所日に行われることもあって、これまでは職員のみが参加していました。ただ、双葉のような施設では実際に災害が起こった場合、地域の方々の理解や協力がないと困難なことから、今回はイベントのある日曜日を出勤日に変更して、ご利用者とともに参加させていただきました。
ただイベントに参加するのではなく、双葉で実際に地震想定の避難訓練を行い、そして小学校へ避難しよう、と言うちょっとしたシュミレーションを行いました。
みなさん、慣れたもので合図とともに机の下へ。ただ、机の下に入れない方もいらっしゃいます。そのような方は職員の方で頭を守るような行動を行います。
学校まで避難した後は、防災イベントに参加。車いすの体験や地域の方々から防災について教えて頂きます。
ご利用者もなんだか真剣に説明を聞いています。また、地域の方や市役所の方もできるだけわかりやすく説明してくださり、飽きることもなく最後まで参加することができました。
今回のような訓練を繰り返すことでご利用者にとっては避難場所である小学校に慣れていただくこともできますし、地域の方々にとっても双葉にはこういった支援の必要な方がいるんだと理解していただけたかと思います。
地域の方々には本当によくしていただき、有意義な一日を過ごすことができました。