9月末、大地の家に市民救命講習が開催されました。
明石市消防局の方が講師として来所され、『有効な胸骨圧迫の習得』,『自信を持ってのAED使用』という2つの目標を設定し、約2時間の講習が行われました。
心肺蘇生の手順を実技中心に講習は進められました。
講習の前半は胸骨圧迫と人工呼吸を何度も訓練をしました。
講習の後半はAEDを用いて心肺蘇生の訓練をしました。
傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを『救命の連鎖』といい、『心停止の予防』,『心停止の早期確認と通報』,『一次救命処置(心肺蘇生とAED)』,『二次救命処置と心拍再開後の集中治療』の四つの輪で成り立っており、この四つの輪が途切れることなくすばやくつながることで救命効果が高まります。
『救命の連鎖』の最初の三つの輪は、その場に居合わせる職員により行われます。大地の家での緊急事態に早期に対応できる為の講習となりました。