こんにちは、すたじおぽっちです。
先日、ご案内した
太山寺珈琲さんとのカフェオレベース
120本無事、完売しました◎
お買い求めいただいたみなさん、
ありがとうございました(^^)
そして、アスピア明石では
すたじおぽっち作品展「萌し(きざし)」
始まっています。
今回は、作品と一緒に
それぞれの”萌し”についてご紹介しています。
ブログでも少しずづ綴っていきます。
【エピソード1】 Kさんのきざし
見て描くのが得意なKさん。
植物・楽器・人物など描いていく内、
細部まで観察したり背景を描いたり、
途中で切り上げられるようになって
大きな紙にも描けるようになったり。
表現の幅が広がっています。
虫・声・音・臭い…様々な刺激に敏感。
遠い昔の記憶まで引っ張り出され、苦しむこともあります。
絵を描いている時は、そのしんどさから解放される時間。
昨年、一か八か、蚊取り線香の缶を題材に。
蚊は気になるものの一つです。
描き終えたと思ったら「かーてんし!」と謎の言葉……。
たくさんの小さな物体を描き始めて……。
ナニコレ…?
……
「蚊(の)天使」か!
吸い口と羽を持つ金髪の蚊天使たちは、
数々の小さな星となり、
解放されたい彼の祈りとともに
天に召されていったのでした。
独自の世界へとはみ出し始めた、そんな萌し。
【エピソード2】 Aさんのきざし
Aさんは、心や体がざわめくと様々な人物を創り出します。
「サトネ」と「アスカ」がコロコロ入れ代わり、
それぞれ真逆の言動を繰り出すことも。
本人も周りも振り回され、
ヘトヘトになることもしばしば。
「サトネ」も「アスカ」も全員がAさんの一部。
不思議…。でも、なんかわかる。
私の中にも在る“こうありたい”という願望や
“そうはなれない”失望。
とうとう別の誰かを生み出してしまった、
その重さとパワーを同時に感じます。
Aさんの今年の目標。
「あせらずにがんばる」。
1時間かけて書いた、
これはきっと”Aさん”の言葉。
絵では、タイトルや物語が自由自在に変わっていきます。
生きづらさの中で育まれた彼女の想像力は、
すごい。
室本
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