管理者主任研修「その人の望む暮らし」実現に向けて

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管理者主任研修「その人の望む暮らし」実現に向けて

先日、管理者主任研修が開催されました。

講師を勤めてくださったのは・・・
明石市社会福祉協議会の副理事兼総合相談支援室長の、山下孝光さん。
明桜会の理事、そしてサポートセンター翔の元センター長でもあります。

山下さんのお話の中に、「専門職として」というコトバがたくさんでてきました。
わたしたちは、障害者支援のプロ。
この世界に入ってきたのは”たまたま”かもしれません。
それが、なぜ必然となり続けられているのか?を掘り下げ、自分の中の原点・
発起点を確認してほしい、というお話がありました。

私たち専門職には、知識・技術・価値が求められています。
なかでも障害者支援においては「価値」が強く求められます。
「地域のなかで暮らしていく」「その人らしく楽しく暮らす」とは一体どういうことかを
考えられる価値観について一歩踏み込むことが、専門職としての自己覚知につながります。


いま、リスク管理やコンプライアンスが強く求められる現状があります。
リスク管理もコンプライアンスももちろん大事なことですが・・
だれのために、なんのために私たちは働いているのか。
目の前にいる利用者さんの想いに目を向けて、「その人の望む暮らし」実現のために
実践を行うという原点を忘れないことが大事。原点回帰!

障害の知識があるだけではなく、いかにして生活圏域を網羅した多機関連携の支援体制を
構築していくか。
専門職としての役割・価値観という部分を共有し、見つめ直す貴重な機会となりました。

今後、法人のなかでも議論を深め共有していく時間をとりながら実践につなげていきます。

「利用者中心支援」をブレずに提唱しつづけ、様々なネットワークを構築しながら利用者さんの
暮らしを支えてこられた山下さん。コトバ一つひとつに重みと説得力を感じるお話でした。
山下さん、ありがとうございました!