今年も法人の障害者虐待防止セミナーを開催しました。
今年は、講師に明石市障害者虐待防止センターの後藤センター長をお招きし、
管理者に求められる視点というテーマで各管理者同士学びを深めました。
「知らず知らずのうちに職員ファーストとなっていく風土」「アンケートを
取る事や研修を行うことが目的となり、本来の目的を見失っていく組織」
「役割理解が不明確でどこか他人事で責任の所在を曖昧にする認識・・・」
虐待行為に至るまでに起こるサインやリスクを改めて共有し、そうならない
手段を全管理者で確認しました。
また、最良の手段は「人材育成」であるという講師のお話がとても印象に残
りました。法人の人材育成の現状と照らし合わせ、組織としての風土やその
体制等を改めて見直す機会にもなりました。
管理者と言えども、事業所を管理運営する上でこういう機会はとっても大切
です。コロナ禍において集まる事すら難しい状況が続いていましたが、虐待
という切り口から管理者として持つべき視点について学ぶ貴重な時間になり
ました。