~初めの一歩~

  • やまゆりの家

~初めの一歩~

こんにちは、やまゆりの家です。

 
「第2やまゆりの家」の開設時からのご利用で、約10年間をやまゆりの家で過ごされたIさんが、今年の春に「単身生活」に移行されました!!
 
 
昨年夏に、「一人暮らし」をしてみたい‼︎ とのご本人からの意思表示あり、ご家族との話合いを重ね、ご家族もご本人の意思を尊重する事を決断されました。
 
ご本人と一緒に物件探しをスタート。市営住宅や県営住宅も申し込んでみましたが、なかなか当選せず…。ふとした事から、今回の場所に入居の運びとなりました。リフォーム済みでとても綺麗。そして日当たり良好!!
 
 
就労継続B型への通所を継続し、基本的な生活の組み立ては居宅サービスを利用。「やまゆりの家」も応援させていただきます♪
 

「巣立ちの日」当日はサポートセンター翔からトラックを借り、Iさんは荷物と共に意気揚々とトラックに乗り込みました。

  Iさんご家族のご好意から使用されていた、ベッドやテーブル、冷蔵庫は寄付してくださり、ありがとうございました(๑˃̵ᴗ˂̵)  

いつもお世話になっている。居宅支援員(ヘルパー)さん。。。

←この料理本から今日のメニューを注文しています(*‘∀‘)

ご本人の意思からスタートした「1人暮らし」へのチャレンジ。我々やまゆりの家だけでなく、オアシスの相談員・通所事業所の方・居宅介護事業所の方とも会議・打ち合わせを重ねご協力頂いています。

ご本人の意思からスタートした1人暮らし。 勿論色々とありますが、ご本人は快適な様子でマイペースに生活を送られていますし、努力もされています。本当に1人暮らしが実現できた事を喜んでいる様に感じます。

我々もそんな姿を見るのが嬉しいです。Iさんの1人暮らしへのチャレンジを通して、我々も沢山の事を学ぶ事が出来ました。

心の何処かで「本当に1人暮らしが出来るのか?」「ホームを出る事が本当に正解なのか?」と感じていた部分もありました。

でもIさんが実際に答えを出して下さいました。

こんな暮らし方がある事を今後はやまゆりの家の利用者・保護者に伝えて行き、暮らしの選択肢の1つとして、誰もが安心して1人暮らしへの移行が出来る体制を構築する事も我々の使命だと強く感じています。

しっかりと利用者の声に耳を傾け、意志を引出す事で、「暮らし」の質を高めるグループホームを目指して行きます。