その人の立場になって・・・①のブログ投稿から時間が経ってしまいました。
お待たせ致しました<(_ _)>
その人の立場になって・・・➁の内容は、
高齢者疑似体験 ~たいけんくん~ です!!
社会福祉協議会様から装具をお借りしました。
障がいをお持ちの方や、ご高齢の方の日々の動きを体感するという目的で実施しました。
まずは、「疑似体験セットを着用してみよう!!」
ラジオ体操(約2分)・浴槽の出入り・上着の着脱も行い、かなりハードでした💦
<疑似体験者の声>
体の力の入れ具合が、いつもと異なり、バランスを崩しそうになった。
外出等、小まめに休憩や声掛けで体調を考慮する必要があると再確認できた。
<介助者の声>
相手が、いつバランスを崩すか予測出来ない為、目が離せなかった。
介助者は、相手のリスクを考え、声掛けや介助をする必要があると感じた。
次は、「車椅子に乗って移動してみよう!!」
車椅子は介助式とリクライニング式の2つを用意しました。
自走→介助→声掛けの有無でリクライニングを倒す→ずり落ちた状態で過ごし、移動する(リクライニング式の車椅子)を体験しました。
<車椅子体験者の声>
声掛けなしのリクライニングは、想像以上に驚いた!!との意見多数。
介助してもらうと、自分が思っていた速さではなかった為、怖かった。
<介助者の声>
車椅子に乗る側と視線が異なる為、物に当たりそうになった。
最後は、「レンズをかけて視野狭窄を体験しよう!!」
レンズの片方をアルミホイルで隠し、タオルを被り、視野を狭くしました。
<体験者の声>
下にコードがあったり、いつも物が置いていない所に何かあると、つまずいたりという事が起こると思うので、環境を整える重要性を感じた。
狭窄側から食事介助をしてもらいました。視覚で認識できずに食べると、不安と味気のない物だと知りました。
<介助者の声>
「見える」「見えない」が介助側からだと分かりにくい為、確実に見える部分から行う事が大切だと感じた。
声掛けや物の見せ方を工夫しなければならないと思いました。
以上、9月の職員会議でした!!
体験者・介助者の両方を経験し、職員は色々思う事があったと思います。
どのように支援を行えば良いのか分からなくなった時、今回の経験を思い出してほしいです。
個人的には、五感がいつもより敏感になり、疲れました・・・。