先日、大阪府高槻市にある社会福祉法人北摂杉の子会が運営する「レジデンスなさはら」さんにお邪魔させて頂きました。
「レジデンスなさはら」さんは、重度の知的障害者や自閉症の方（支援区分の平均は5.9、行動関連項目点数18.15）の地域での暮らしを実現するために、３つのホームを集積し、「包括的な支援」「個別支援」「医療との連携」を柱に、先駆的な実践の中で、
「らしく」生きる → 現場職員さんが考えたレジデンスなさはらの指針
を、お1人お1人の為に考え支援している事が、職員の方々の言葉からひしひしと感じられました。
説明や支援内容、構造化された環境から察しても、非常に支援度の高い方々がグループホームを利用されていると想像が出来ました。
実際に各個人の居室も見せて頂きました。本当に個別性を重視した作りで対応されており、追加改修で個室の中に更に複数の個室エリア（食事エリア・TV鑑賞エリア・ごろごろエリア）を作るなど、ご本人に適した空間を作りだしていました。 ※プライベートな空間ですので写真は控えますが・・・
本当に「個」「ニーズ」を尊重し対応していると感じました。
これから我々明桜会が、支援度の高い方々をどう地域・グループホームで支えて行けるのか。。。。
ハード面、運営体制、支援力・・・etc
課題は山積みですが、今後も北摂杉の子会さんをはじめ先駆的な取り組みをなさっている法人・団体さんから学び、重度の方々でも住まいの選択肢が多く存在する地域・明石を目指して行きます。
本当に刺激となりました。
「レジデンスなさはら」の皆さん、貴重のお時間を有難うございました。
